【史上最大の逆境での講演(笑)】

和ハーブと補完医療の啓発活動は、現代日本の課題に応えるのだろうか。

今年も全国各地にご招待いただき、講演などの予定で一杯ですm(__)m。

2022年第一弾は、鹿児島は薩摩の国。

前回の大分県臼杵市議会議員の若林純一さんとのコラボに引き続き、昨年から数え4回目となる鹿児島です!

まずは一日目、北薩は出水市にて。

この日は鹿児島でも年間数日しかないという極寒の日!

どの様に植物が冬の寒さを凌ぐか、冬芽やロゼットなどを観察&説明。

出水の森林にて、ここら辺に多い「ハクサンボク」の説明。赤い果実は甘酸っぱく美味しいです。

会場となった「青年の家」の森には「ハナミョウガ」「フウトウカズラ」薩摩和ハーブの代表選手が群生。

この2つは薬効も香りも味も良く、地元の人の健康食材活用や産業素材に僕が非常に推している和ハーブです。

これは香り最高、和のゲットウともいえるハナミョウガ。

ハナミョウガは葉を千切ると、何とも言えないアロマが漂う。

昔からその香りや薬効成分を活かし包み食材などに使われます。

フウトウカズラは果実の季節、“和のピンクペッパー”の香りと色鮮やか!

資源量も多く、これは絶対に鹿児島の特産物になるべき逸材。

私もこれら植物たちに負けじと、鼻水垂らしながら頑張りました(笑)。

その後、場所を今回主宰者の神之田 拓人さん宅に移動して講演会。

拓さんの家・・と言っても、メチャクチャ広い倉庫に音響セット、スクリーン、40名は入る観客席、そしてレーザーやスモーク(笑)まで揃った大ステージがあります。

しかしなぜか暖房設備だけは無い(笑)

近くの森で採った薪を燃やすストーブで暖を取ります(但し一部の人だけ)。

そしてコートとマフラーを着込み、薪ストーブの煙に時には咳込み、時には目をシバシバさせながら、私の20年近い講演歴で、最大の逆境と闘う講演会スタート(笑)。

激寒い中での講演。鼻水垂れてるかも(笑)。

今回テーマは「医療の裏側と賢い選択

途中、私の話に数人が感動し涙してる・・と思いきや煙にやられただけだった(笑)

畑や田舎家が立ち並ぶ中、レーザー光線も飛び交う空間が(笑)

私の方も途中、拓さんが
「先生、鼻水光ってるから鼻かんで!」

って・・この修行与えたのは、君(笑)

まあとにかく寒さと満席の熱気の中、2時間以上の講演を完遂しました!

その後、まるでカナダの樵たちが山小屋でするパーティ(笑)に突入。

マフラーにくるまり超盛り上がり、宴は何と朝3時過ぎまで続きました。

(私は翌日も鹿児島市で講演なのに・・)

これが噂の”和のピンクペッパー”。辛みはほとんどありませんが、香りが最高です!

拓さんの奥様が昼間採取したフウトウカズラ葉を天婦羅してくれ皆で舌鼓を打つ、スパイシーで美味。

“和のピンクペッパー”果実の方は、チーズの中に埋め込んで食べれば、市販品が高級ペッパーチーズの如き。

途中、テーブル上に3時間以上も出しっ放しだった缶ビールを開けて飲んだら、とても冷えていた(笑)。

 

つまり冷蔵庫並みの寒さで6時間以上飲んでいたというわけ(笑)。

と話のネタと経験値を増やしてくれた拓さんに感謝と恨みを申し上げつつ、第二弾レポートに続く(笑)。